町を流れる川が氾濫し、雨がやんだあとも、道路が川になり、家に浸水した水位は少しずつ上昇し、あと2,3段の階段を残して、一階は水没しました。
その後、氾濫を起こした川の大規模な改修工事が行われ、川は氾濫することがなくなりましたが、数年前、隣町で水害が起き、その町のアパートの1階に住んでいた実弟夫婦が床上浸水の被害にあいました。
水害の後片付けの手伝いに私も行きましたが、使い物にならなくなった家財道具が道路わきに積み上げられ、水道が復旧するまでは家の掃除もできない状況でした。
そしてアパートの1階におかれていたパソコンも水に浸かり、すべてが泥にまみれていました。
ここ数年では、ゲリラ豪雨という言葉も生まれ、突如として水害の被害に巻き込まれることもあります。
ここでは、水害になる前からできる対策を考えてみましょう。
■洪水ハザードマップを確認する
洪水ハザードマップとは、洪水が発生した場合に被害を受ける可能性がある地域を示した地図です。市町村役場で、洪水ハザードマップがあるかどうかを確認し、自分の住宅の危険性がどれくらいか確認しておきましょう。
また、濁流で道路などが冠水した場合、側溝と道路の区別ができなくなります。道路を歩いていたつもりが、いきなり側溝にはまって流されるというケースも多くあります。
普段から、避難経路にある側溝や、マンホール(下水が溢れるとマンホールのふたがはずれ、落とし穴状態になります)の位置を確認しておきましょう。
■家の外回りの水害対策
浸水する可能性のある出入り口などには、豪雨時に備えて、土のう袋を用意しておければいいのですが、緊急時に土のうに土を入れて、てばやく土のうを積み上げて水の浸入を食い止められるかは疑問です。
一番手軽なのは、土を入れる土のう袋ではなく、水を吸い込むとふくらんで土嚢袋と同じ働きをする「吸水ゲル水嚢」などを準備するのが一番確実です。
また、自家用車を避難させることができるかも考えておきましょう。
クルマが水没してしまったときは、エンジンをかけてはいけません。
■家の中の浸水対策
ハザードマップを確認して、万一、付近の川が氾濫した場合、浸水の可能性があるとなった場合、室内の防水対策が必要です。
○大切なモノは2階か高所に移動させる
パソコンをはじめとした家電製品、ゲーム機、大切な書類、写真などは、浸水しても被害を受けないように高所や二階に移動しておきます。
大切な書類などは、耐水保管ケースに保存していく方法もあります。
○避難所、避難経路を確認する
水害の場合、自宅で乗り切ることが難しいと思われる場合、避難場所へ避難することになります。通常時に、避難経路を実際に歩いて、側溝やマンホール、他の危険箇所を確認してみましょう。
○非常用品の備蓄
水害時には、水道、電気、ガスなどのいわゆるライフラインが止まる可能性が高いと認識しましょう。
道路が寸断される可能性もありますし、被害地には、車両の進入制限がなされたりもします。
ライフラインが泊まった場合を想定し、水、食料、日用品、カセットコンロ、カセットボンベ、予備電池、防水懐中電灯、携帯電話充電器、医薬品、ランタンなど、1週間は暮らせる備蓄が必要です。非常持ち出し袋も準備しましょう。
■ご近所とのコミュニケーション
いざというときは、ご近所が頼りです。どこの家庭に介助の手助けが必要な人がいるか、赤ちゃんがいるのはどこの家庭かなどは、しっかり認識しておくべきでしょう。
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